ナガオカデンタルクリニック - 伊豆の国市・函南町の歯医者

ナガオカデンタルクリニック

〒410-2211 静岡県伊豆の国市長岡1322-9
 (順天堂静岡病院立体駐車場前)

診療時間
9:00~12:30
13:30~17:30(17:00最終受付)

ご予約・お問合せはこちらへ

055-947-4545

インプラントで大切なこと

インプラント治療を行う上で知っておいていただきたいことです。

1.安全性

CTによる診断

インプラント治療では様々な場面でCTが必要になります。
インプラントは顎の骨にチタン製のネジを植え込む手術を行います。そのため顎の骨を立体的に写し出し、安全な手術方法をシミュレーションすることが必要になります。以前、インプラントの手術で死亡事故がありましたが、これはCTでの診断を行わず、危険な場所にインプラントを植え込んでしまったために起こった事故であると言われています。
また、手術後に理想の場所にインプラントが植え込まれているか確認したり、メンテナンスの際の経過観察のためにもCT診断が必要です。必ずCT撮影を行える歯科医院で手術を受けましょう。

消毒レベル

インプラントは感染に弱いので高いレベルでの使用器具の滅菌・消毒が必要になります。以前豊橋でインプラントの使いまわし事件がありました。これは論外ですが、手術器具はディスポーザブル製品を使用し、金属製品は高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)で、プラスチックなどの熱処理できないものはガス滅菌やクロルヘキシジングルコン酸塩等で薬液消毒する必要があります。また、手術専用グローブと手術着も着用するべきだと考えられます。

一流メーカーのインプラント

インプラントメーカーは世界に100社以上あると言われていますが、上位7社のメーカーの物をお勧めします。
どの業界の会社にもあることですが、インプラントメーカーも合併や倒産をしています。経営悪化の際、上位のメーカーはほぼ他社に買収され事業は継続されますが、それ以外のメーカーは合併よりも倒産のリスクのほうが高いと思われます。
インプラントは小さなネジで被せ物を接続するのですが、そのネジが古くなり交換が必要になった際、安いという理由だけで選んだインプラントメーカーが倒産していたということも考えられます。ネジの替えがないため、インプラントと被せ物が接続できず、最悪の場合インプラントを抜き、他メーカーのインプラントを埋め変える必要が出てきます。被せ物は長年の使用で取り換えることも想定されますが、インプラントはチタン製で非常に丈夫なため、ほぼ一生体内に埋まったままです。やはり多少高額でも信頼のおけるメーカーのインプラントを使用するべきだと思います。

手術に適した環境

インプラントは手術に適した環境で行うべきです。手術を行っている横の椅子で他の患者さんの虫歯の治療を行っていたりすると、消毒レベルの低下が起こりますし、緊急時の対応でも問題が起こる可能性があります。

歯科医師の経験値

ウェブページや看板等でインプラントを標榜している歯科医院は多いですが、ほとんどの歯科医師が実は年間10本以内しか手術経験がないと言われています。また、逆に多すぎるのも、どのような手法で手術をしているのか疑問が残ります。やはり一人の歯科医師で年間100本から多くても400本くらいが現実的であり、相応の手術経験を持つ歯科医師に執刀してもらうべきだと思います。

2.設備

インプラント手術を行うのに必要な設備です。

CT

先に述べたように、診断・確認・手術のシミュレーションに不可欠です。

生体モニター

インプラントの手術を受ける際ほとんどの方が緊張のため血圧が上昇します。危険を伴うためモニタリングは必須です。

AED

手術中に心臓停止などの緊急事態が起きた際対処できるよう準備が必要です。また、BLSヘルスケアプロバイダーコースのトレーニングが必須です。

無影灯

手術はとても細かく繊細な作業になります。通常の治療用ライトだけでは暗くて細かい所が見えづらくなります。特に、出血量が多い時、神経、動脈に近い場所を施術する際、見えづらい状態で行うことは避けなければなりません。

ドリルのバックアップ

インプラント手術をする際、ドリルで穴をあけていくのですが、その器械が不具合で動かなくなることも想定できます。その時1台しか器械を持っていないと手術自体が中止になります。そして再手術をするには傷口の回復を最低でも1か月は待つ必要があります。もう1台ドリルの器械のバックアップがあれば緊急事態の時も手術を継続できます。

ガス滅菌

プラスチック等、熱を加えられない器具の滅菌に必要です。

3.最新の情報

日本は保険制度のおかげで広く様々な治療が安価でできるため、インプラント治療等のいわゆる自費治療は広まりづらく、インターネットが発達するまでは情報が少ないと言われていました。また、自費治療は国の認可を受けづらく時間がかかるため、治療技術や器具、材料が欧米に比べて遅れています。欧米の最新の治療法と日本国内の情報のみで行う治療法とでは5年ぐらいの差があります。
さらに医療の進歩は速いため、以前行われていた治療法がいつまでも最適であるとは限りません。
そのため、インプラントを多く行う歯科医師は欧米に自ら勉強しに行き、最新の情報や技術を手に入れています。医師の裁量で最新技術を導入し、常に治療技術や器具の更新が必要です。

4.メインテナンス

インプラント治療に限らず、お口のメンテナンスは必要です。3~4か月に一度はクリーニングと 咬みあわせのチェックが推奨されます。
経年変化でご自身の歯は移動しインプラントは移動しないため、咬みあわせがずれることがあります。そのため定期的な咬みあわせのチェックと調整が必要になります。
また、インプラントはチタン製のネジのため天然歯よりも感染に弱く、定期的に汚れを取らないとインプラント周囲炎になり、最悪の場合抜け落ちてしまいます。
大都市の駅の近くで大勢患者さんを集めて安くインプラント手術を行い、その後のメンテナンスは地元の他の歯科医院で行わせるような無責任な歯科医院も存在します。インプラントの場合、異物を体内に植え込んでいるため、メンテナンスが重要になります。被せ物がついてからがゴールではなくスタートになります。メンテナンスのシステムがしっかりできている歯科医院であるかないかは大切です。

5.麻酔

手術を行う際、ほぼ100%の患者さんが血圧上昇します。人によっては普段最高血圧が120mmHgでも手術中200mmHgまで上昇する方もいます。また、手術自体が怖くてインプラントに踏み切れない方もいます。
それらを解消するために、眠るお薬を血管に入れる「静脈内鎮静法」や筋肉に入れる「筋肉内鎮静法」、吸入してリラックスする「笑気麻酔」があります。インプラント手術の際、これらの麻酔を行っている歯科医院は少ないですが、あると楽な気持ちで手術が受けられます。
また嘔吐反射が強く、大きなサイズの型取りができない場合、「プロポフォールによる静脈内鎮静法」で行うことができます。

6.禁忌症

インプラントを行うことで危険を生じたり悪化したりする可能性のある病気や症状があります。以下に上げた病気や症状をお持ちの方はインプラント治療を行うことができません。

  • 重度の糖尿病
  • 高血圧症をはじめとする循環器系疾患
  • 腎臓病
  • 心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中を起こしてから6か月以内
  • 放射線治療後
  • 血友病等の血液疾患
  • 喫煙者
  • 麻酔アレルギーおよび薬物アレルギー
  • 成長期の子供、高齢者
  • 骨粗しょう症
  • 歯ぎしり、くいしばりが強い方
  • 歯周病の治療をしない方

7.代替治療

全身疾患や予算の関係でインプラントができない場合も、①セラミックブリッジ、②ノンクラスプデンチャー、③金属床 など、代替治療で口腔内環境を回復することができます。ご相談ください。

8.担当医との相性

患者さんからは自分の知りたい情報をストレスなく聞ける先生を選ぶのが良いと思います。

 

ご予約・お問合せはこちら

お気軽にお問合せください

お電話でのご予約・お問合せはこちら

055-947-4545

診療時間:9:00~12:30
13:30~17:30(17:00最終受付)
診療日は診療カレンダーをご確認ください。